外交官 黒田康作

去年、海外からの帰り道で、アマルフィの続編だと言う「アンダルシア」を見た。
最後まで観れたけど、犯人は中盤あたりでわかってしまうし、その犯人がなぜこうしたのか?という動機が「えーーー、それだけでぇ?」とガックリした。
観て失敗した、とまでは言わないけど、お金払って観る気にはならないな、とは思った。
あと織田裕二の寡黙な役が、セリフ少ないだけに演技力問われるかと思うので、なんだか無理があるな〜とか、私には感じた。
で、クレジットで原作が真保裕一だと知って、このブログでも「この人の本、面白い!」と書いてきただけに、
えーー!!!
と、驚き。
原作を2時間の映画にするのが無理があったのか?原作もこのないよ内容なのか?
とグルグルしてた。

前置き長くなったけど、なのになぜドラマ版を観たのかというと。
体調不良で寝込んでいた日に#1〜#10まで一挙放送やってて、布団の中から何気なく観たからです。
しかも。
ドラマ版の方が面白かった。続きが気になってグイグイ観たよ。

ドラマ版観て思ったのは、やっぱり真保裕一が描くいろんなこと絡みあっての結果ああなった的な面白さは、映画よりドラマが向いてるな、ってことでした。

織田裕二は相変わらず。織田裕二以外の人だったら、もっと良かったと思う私は少数派かなー。
ホワイトアウトから織田裕二だからなのかなー。
ホワイトアウトも含めて脇に食われてるのはこのドラマでも変わらず…。

柴咲コウって好きじゃないのだけど、このドラマでは嫌じゃなかった。戸田恵梨香よりずっといい。あ、戸田恵梨香も好きじゃないからか。