世界の「美女と悪女」がよくわかる本
- 作者: 世界博学倶楽部,島崎晋
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/09/03
- メディア: 文庫
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私もペコちゃんも、この「美女と悪女」に惹かれて、気になった本なのだけど。
- がっかりだよ!(←桜塚くん風に)
作者も断り書きで「美女と悪女の判別は人それぞれでしょう」とは書いてあったけど、判別うんぬんの前に
- 本としてこれは出版していいのか?おい!
って気分。
こんなの!こんなの!・・・高校生の自由研究レポートレベルじゃないか!
たくさんの文献から「こーゆー名前の女性がいましたよー」っていうのを、ひとりあたり2ページ程度でひたすら纏め上げている「だけ」の本。
- この女性をなぜ作者は美女と思ったのか?
とか
- 作者はこの女性の人生のどこを紹介したいのか?
とか
掘り下げる部分ナッシング!
マジカヨ?コレデ出版とかデキチャウのかよ?
これだったら私が高校2年の時適当に図書館で調べて提出した自由研究「日本の仏像」レポートと同じだよ!
この本を読んで気になった女性がいたら、もっと知るために本を探してみようかと、読む前はわくわくしてたが、これじゃぁ、女性たちがどんな人物なのかもまるでわからん!
本はいくらタイトル重要でも「よくわかる」とまで書くのは虚偽だ。虚偽。
「ざっくりわかる本」くらいにしておこう。
私がこの作者だったら、逆に恥ずかしいね。
自分の物書きとしてのレベルをこうさらしてしまうのは。
物書きじゃなく研究者なのだとしたら、もっと恥ずかしいね。
久々に言いたい放題書いてしまいました。
あ!ペコちゃんへの感謝の気持ちは変わりません。
あしからずー。