ブラインドネス(2008/12/1)

http://www.minipara.com/movies2008-4th/blindness/index.shtml
作品を「起承転結」で分けるとすれば、起と結がよくできていると思えるだけに
「承」「転」のしらじらしい感じがとても残念。
総合すると「見なくていい映画」。私には。
私が思う(もしくは知っている)人間の「狂気」「不安」「怒り」と離れすぎていたんだろう。
原作者が映像化をずっと断り続けていた理由が『映像はそれぞれの想像力を奪うから』というものだったのも、なんだかうなずけた。
そのまま映像化しなきゃよかったのになぁー。
人間の「狂気」とか、人間の持つ「不安」や「怒り」を、映像で表現することの難しさを感じた。