ホテルビーナス
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/09/10
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「純愛中毒」との2本立てだったので、イ・ビョンホンもついでに観た。
- 出版社/メーカー: エスピーオー
- 発売日: 2004/09/03
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ストーリーもオチもよくある展開だったが、『韓国映画は昔の日本映画を思い出させる』というのが世間のみなさまのうっとりするポイントらしいので、ふりかえってみるとそういう映画だったかも。
テジンの心情は、非常に切なくなったよ。
1300円で2本だし、と思って期待もなく観たが、ホテルビーナスには泣かされっぱなしだった。
しゃれた映像にしようとしてパクりまくりのシーンとしゃれた音楽、それをさらに演出するため(と草なぎに演技以外の何かを付加しなくてはいけなかったのだろう)タップダンス…このあたりは正直クサすぎて。
なのに、泣かされっぱなしだったのは、草なぎ以外の俳優陣がすばらしかった。それぞれのワケアリストーリーも、さして驚く話でもないのだけど、でも、それでも、そうだと思っても、感動させられる。ここが、役者のすばらしさなんだな、と思った。
『私は、私の人生なんてどうでもよかった…あの人の人生が私の人生だった。あの人が絶望したとき、私まで絶望しちゃった…。』
中谷美紀のこのセリフ。ワタシのココロに響きました。
合う部分があるから、一緒にいられるんだけど。一緒だと、お互いつらくなることもあって。
『何が強いかなんてわからない。どうすることが強いのか弱いのか、わからなかったから、喜ぶことをしてあげようと思ったんだ。』
ガイの最愛の人を殺した時の回顧セリフ。
わからないから、喜ぶことを。これ、対人関係ですごい重要だと思うのだよ。
最後の警察の取り締まりシーンは、またもやわざとらしすぎて、最後に少し冷め冷めになってしまった。イマドキ、あんなん映画ですらバカらしいほどわざとらしいよ。子ども抱えている犯人を逮捕するときは子どもも保護するって、ちゃんとさぁ。
※ 1月30日に再編集しました。
※ 1月30日にこの日のコメントを全削除しました。