人間はどこかでアンフェア。

「アンフェアなのは誰か?」→人間。
とか思ってみたりした、夜。

さしょう妙子とかさ、ボーンズとかさ、そういうドラマが好きなので、アンフェアも最初はワクワクして観てたのですが、中盤から余りにもつじつま合わせの展開で後半は犯人わかってるのに「誰なの!?」ってやってる篠原涼子がコントに見えてきてしまい、ラストの動機がこれまた「えー。ありがちすぎる〜。」ってな動機で、その動機でここまでスルか?って気もするし、そう言いながら最後まで結局観た自分に笑ったし。

とはいえ、先日、2時間スペシャルでは他のことしながらつけっぱなしで、観てみた。
結果、最初観ず、途中、飛ばし、そして、最後の10分でこと済んだ。
だって。だって。だって。「Y」ってどう考えても、雪平のYだろーがっ!
キラーン☆と真剣なまなざしでかっちょよく「誰なの!?Y…。」とつぶやく篠原涼子。そこまでするか。すばらしい。とある意味、感心した。
また、コントか?って思ったりもした。

瑛太の幻視幻聴に関しては、まぁ、いい。ドラマだし。役者、使わなきゃいけないだろうし。
そのシーンでもあくまでも「かっちょよく」を貫き通す演出に、すがすがしい気もするし。
でも、ちょっとだけ笑った。

篠原涼子の役どころの設定までは本当にかちょいいのになぁ。だからこそ、期待もしちゃうし、ストーリーとからくりがもっと本格的ならなぁ、って悔やんでしまう。
だったら土曜ワイドスペシャル並みに開き直ってくれた方が楽しいのに。
くぅー。